ピコトーニングとレーザートーニングによるシミ治療
出力とタイミングが異なる治療
レーザートーニングでは高出力なレーザーを照射するのが特徴で、
熱エネルギーを気になる部位に集中させることでメラニン色素の減少が期待できます。
しかし、ほんの僅かとは言え他の部位にもレーザーが照射され、
新たな色素沈着が生じるリスクもありました。
追加の施術やケアが必要になることがあり、悩みを完全解決できるまで
多くの時間を要することがあります。
一方、ピコトーニングとレーザートーニングとの違いは、
名前の由来となっているピコ秒単位で細かなレーザーを
照射するところにあります。
これまでのナノ秒単位の治療法よりもさらに短く、ほんの一瞬でシミ治療を行えます。
照射時間が短くなるので他の部位へのダメージを皆無にできるほか、
狙った箇所にピンポイントで照射することでより効果的なシミ治療を実現します。
施術時間が短時間で済むほか、限られた時間でも広範囲の施術が可能です。
また、ダウンタイムも短くなり、早い方であれば施術を受けた数時間後には
いつものようにメイクをしたりシャワーを浴びたりすることも可能です。
微細なレーザーのピコトーニングならお肌にも優しいながらも
絶大な効果が期待でき、シミ治療に革新をもたらしています。
良い状態を保つためにアフターケアが大切
新たなシミ治療として大注目のピコトーニングですが、従来のレーザーと比較して
お肌に優しいとは言えいくつかの注意点を守ることが必要です。
施術後にはほんの僅かな痛みや赤みが出ることがあり、
レーザーが1週間程度続く中で数日程度と短いとは言え
我慢をする必要があります。
担当医に相談すれば保護テープや軟膏などが処方され、
アフターケアを行えば万全です。
また、施術後のお肌は美白効果が期待できる一方で
デリケートな状態になっており、紫外線の影響を受けやすくなっています。
ここで色素沈着が発生してしまっては本末転倒で、
紫外線のある場所への外出を避けたり、日焼け止めを塗布するのも重要です。
最新鋭の治療法とは言えこれらのリスクは回避できず、
担当医からの指導をしっかりと守って自宅でもできる
アフターケアを行うことが大切です。
治療を受けるクリニックを選ぶ際には、アフターケアの充実も判断材料になります。
治療から一定期間を経過してこの山を越えることができた時、
今度はそれらの要因を気にせずに過ごせる毎日が待っています。
気になるシミや色素沈着の無い状態が定着し、自分らしく過ごせるようになったという方が増えています。
